アーユルヴェーダは世界三大伝統医学のひとつで、5千年以上もの長い歴史と伝統がありま
す。スリランカでは今でも西洋医学と並行してアーユルヴェーダが人々の日常生活に取り入れ
られています。語源はサンスクリット語で「生命科学」あるいは「生活の知恵」などの意味を持
つ言葉で、予防医学と治療医学を合わせ待ったものです。その根本には「食生活や運動、睡
眠といった日々の習慣の積み重ねが、身体的健康と精神的健康に影響を与える」という考え
があります。病気の予防と治療には、アーユルヴェーダ専門医が患者の症状と体質を見極め
、投薬に加えて各々にあった食事やヨガ、瞑想の指導を行います。
特定の治療、体質改善が目的でアーユルヴェーダを受けたい方は、数日~数週間、或いは数
カ月単位で専門の施設(ホテル)に入ることが出来ます。その他、旅行中に気軽に体験をして
みたい方は、2,3時間程度のコースを受けることが出来ます。コースによって体験の内容は様
々ですが、いずれもスリランカ産の良質なハーブを使ったオイル・トリートメント(オイル・マッサ
ージ)が主となります。観光客の皆様に人気があるのは、リラックス効果が高い全身のマッサ
ージと、額にオイルを垂らす「シロダーラ」です。シロダーラは脳のコリをほぐすと言われていま
す。

現地の人たちとの触れ合いを通して、スリランカの伝統的な生活を体験します。水牛がひく牛車とカタマラン船(手漕ぎボート)を乗り次いで村を訪れ、民家で地元料理のデモンストレーションを受けた後、実際に食事を楽しみます。椰子の葉を編んで伝統的な家の屋根を作ったり、籾殻を仕分けたり、ココナッツの実を割って削る体験なども出来ます。庶民の足であるトゥクトゥク(三輪自動車)乗車体験もできます。

ゾウの背中に乗って散策ができます。実際に背中に乗ってみるとゾウは想像以上に大きく、きっとその視界の高さに驚かれることでしょう。ゾウがお客様を背中に乗せたまま湖に入ったり、道沿いの木の枝に当たりそうになったりと、ハラハラドキドキすることもあるでしょう。運が良ければゾウの背中の上から野鳥や野生動物が見られることもあります。

ジープに乗って、野生動物を見に行きます。シギリヤロックやダンブッラからほど近いミンネリヤ国立公園周辺のサファリでは、数十~数百頭の野生のゾウと様々な野鳥を間近に見ることが出来ます。また、少々遠方にはなりますがヤーラ国立公園やウィルパットゥ国立公園などでは、ゾウのほかにもレオパード(ヒョウ)やクマなどの珍しい動物にも出会えるかもしれません。ジープサファリはお客様の満足度がとても高いアトラクションのひとつです。

熱気球に乗って、スリランカの広大なジャングルの上を飛ぶことが出来ます。熱気球は飛行機と違って空気を肌で感じることができ、大変爽快な気分を味わえることでしょう。気球から地面を覗き込むと、自由に歩く野生のゾウ、水田にたたずむ水牛、木々を揺らすサルなど、様々な野生動物と野鳥、そして勿論村人たちの姿も見ることが出来ます。条件が良ければシギリヤロックを上空から見下ろすことが出来ます。いつもとはちょっと違う、非日常を楽しんでみませんか?

午後~夕方の時間帯に楽しむ紅茶と軽食のことをハイティーと呼んでいて、形式的にはイギリス発祥のアフタヌーンティーの喫茶習慣とよく似ています。ハイティーは、紅茶畑で働く労働者たちが、小腹がすく夕方に休憩を兼ねて紅茶と軽食を食べたことが始まりと言われています。ハイティーをするのに最も人気があるのは、紅茶の一大産地ヌワラエリヤです。天気が良ければ、ホテルの素敵なガーデンや紅茶畑を見ながらハイティーを楽しんでみてはいかがでしょうか。とてもボリュームがあるので、昼食や夕食に置き替えることもできます。

アカデミー賞受賞作『戦場にかける橋』の撮影地、キトゥルガラという村を流れる急流ケラニ河を、丈夫なゴムボートで5kmほど下ります。大きな急流が5か所、小さな急流が4か所ありますが、そのたびに頭から水しぶきをかぶり、気分は爽快!大自然の中で楽しい体験をしたいという方に、真っ先にお勧めするアドベンチャーです。尚、もっと激しくスリルを味わいたい方には、密林山間部をトレッキングして滝つぼに飛び込む体験や、滝を懸垂下降する体験もありますよ。

スリランカではさまざまな種類のイルカ・クジラに会うことが出来ます。彼らは季節によって回遊しているので、時期によって見られる場所は変わります。5月~10月頃は東海岸のトリンコマリー周辺で、11月~4月頃は南海岸のミリッサ周辺で、かなり高い確率で遭遇できます。運が良ければ「地球最大の生物(全長35~45メートル!)」シロナガスクジラや「海の王者」シャチにも出会えますよ!

スリランカは美しい海に囲まれた島国です。中にはサンゴ礁のあるビーチもあり、ダイビングやスノーケリングを楽しむことが出来ます。カラフルな熱帯魚とサンゴに囲まれ、とびっきりの非日常を楽しんでみませんか? 気づけばすぐ近くに野生の海ガメがいるなんてことも!スノーケリングセットは借りることも出来るので、水着さえあれば、後は手ぶらでOK。スクーバダイビングはライセンス取得コースもあります。夏は東海岸、冬は南西海岸へお出かけください。

手漕ぎボートに乗って、ゆっくりとマドゥ河のマングローブの間を探検します。途中、島に上陸してシナモンの作り方を見せて貰ったり、ドクターフィッシュを体験したりもします。グレーモンキーやミズオオトカゲ、可愛らしい野鳥など、多くの野生動物との出会いも期待できますよ!ベントタやヒッカドゥワなど、南西海岸へお出かけの際は是非体験してみてくださいね。

南西海岸でビーチ遊びをする予定があるのであれば、ついでにベントタ川の河口で思いっきり遊んでみませんか?水上バイクやバナナボート、チューブライドなど、水の上で激しく遊びたい方にオススメです。

南西海岸は一年を通してほぼ毎日、海がめが産卵しに来る場所として有名です。海がめは世界で7種類いますが、そのうちの5種類がこの海岸にやって来ます。これら海がめの卵を守るために、海岸沿いにはいくつもの保護センターがあります。海がめの保護センターでは、実際の卵や、生まれたばかりの子ガメを触ることも出来ます。夕方に訪問すれば、生まれて3日程の子ガメを海に戻す体験に参加することもできます。

日本人の間ではあまり知られていませんが、実はスリランカにはサーフィンで有名な海岸があります。東海岸に位置するアルガムベイは、世界で5番目に波が高い場所と言われ、これまでにサーフィンの世界大会が行われたこともあるのです。4月~9月がシーズンで、ヨーロッパやオーストラリアなど世界中のサーファーが集まります。季節が合わないとおっしゃる方も大丈夫。11月~3月頃は、南西海岸にあるヒッカドゥワやミリッサでサーフィンが楽しめますよ。

スリランカは、鳥が好きな方には正に「天国」です。ここでは33種の固有種を含め、430種以上もの野鳥が確認されています。町の近くにも沢山の鳥が生息している為、あまり難行をせずとも多くの鳥が見られることも特徴です。冬季には北インド、シベリヤ、スカンジナビア、西ヨーロッパ各地から渡り鳥もやって来るので、より多くの野鳥を見たい方は12月~3月頃にお越しいただくことをお勧めします。 スリランカの固有種は、シンハラージャ森林保護区、キトゥルガラの森林地帯、ホートンプレインズ国立公園、クマナ国立公園、ナックルズ森林保護区で多く観察されています。中でもシンハラージャ森林保護区は、スリランカの鳥達が最も多く集まる生息地と言われています。

世界自然遺産に登録されているシンハラージャ森林保護区とホートンプレインズ国立公園では、トレッキングを楽しむことが出来ます。どちらも固有の動植物に恵まれ、絶滅保護種に指定されている動物も多く生息しています。4時間程度のコースには激しいアップダウンは無いので、トレッキングの初心者の方でもお楽しみいただけます。もう少々難易度の高いコースをお好みの方には、エッラやナックルズ森林保護区などがお勧めです。大小さまざまな滝や川、どこまでも続く森の中で大自然を満喫して頂けます。シンハラージャ森林保護区には、4時間コースの他に上級コースもあります。

自転車で観光したい方向けに、レンタルの自転車もあります。世界遺産を自転車で巡るほか、海を見ながら平坦な海岸沿いを走ったり、或いは美しい紅茶畑や広大な森を見ながら山道を走ったりと、様々な楽しみ方があります。旅の全行程ではなく、一部のみでサイクリングを取り入れることも可能です。